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鑑定

ダイヤモンドの評価システム

カラット 1カラットは1ctと表し、メートル法で0.200gである。ダイヤモンドやその他のほとんどの宝石の重量の基準となっている。他の要素が同じであれば、宝石は重量があるほど価値が高くなる。カラットとは宝石の重さを表す単位である。カロブ[イナゴ豆]の乾燥した実がだいたい皆同じ重さをもっていることから、この実を基準として宝石や金などを計量していたことに由来すると言われている。
カラー 大半のダイヤモンドは緑がかった黄色をしている。通常ダイヤモンドがどの程度無色に近いかで決められる。ファンシーカラー(赤、ピンク等)の内、レッド、ブルー、ピンク、パープル、バイオレットを除けば純粋無色がもっとも高価である
クラリティ フローレスからインパーフェクトまでのスケール上におけるダイヤモンドの相対的な位置によって評価される。クラリティとはインクルージョン (内部特徴)とブレミッシュ(外部特徴)に分けて考え分類される。インクルージョンの有無、位置、種類、大きさ、数などを総合的に判断して評価を決定する。
カット ここでいうカットとは、プロポーション(均整)とフィニッシュ(仕上げ)に大別される。プロポーションによって、基準とするプロポーションとの違いを評価し、フィニッシュは研磨状態(ポリッシュ)、ファセットの形や対称性(シンメトリー)について評価する。カットは原石からの歩留まりと研磨されたダイヤモンドの光学的効率との両方に影響を及ぼす。

ダイヤモンドの簡単な鑑別方法

a,ダイヤモンド b,GGG
c,キュウビックジルコニア d,YAG

ダイヤモンドとその類似石のテーブル面を下にして、白紙に書いた一本の線上に 置いてその線を見ると類似石のほとんどのものは線が見えるが、ダイヤモンドは 見えない。

水滴法

ダイヤモンド キュウビックジルコニア Y.A.G.(ダイヤモニア) G.G.G.(スリージー)
ダイヤモンド Y.A.G.(ダイヤモニア) キュウビックジルコニア G.G.G.(スリージー)

水とつまようじをご用意下さい。次にダイヤのテーブル面のよごれや脂肪分をよく拭き、 つまようじで水を1滴のせてみます。この場合、水滴の量はテーブルいっぱいにのせないで、3分の2ぐらいにした方がいいでしょう。
もし水滴が平たくペチャーと拡がったり、こんもりと盛り上がるようならダイヤではありません。
上の図を見て下さい。
ダイヤは図のように中盛りといったところです。

質屋さんでよくやる水性のマジックインキを使っての方法も、やはり水のH2Oの性質を応用してのことです。ただしこれはダイヤに色がついて、肝心のカラー評価ができないので感心しません。
(質屋さんはテーブルにマジックで線が書けたらダイヤ、書けなかったら偽物とやっているようです。)さて、ダイヤと同じ盛り上がりを見せるイミテーションも一,二ありますが、うまいことに内側が白いコーヒーカップの中に水を入れ、ダイヤ(あるいは指輪)を逆さまにして水の中に入れて、横からペンライトで光を当てますと、カップの白い内壁にきれいな虹色が見えます。
これはその宝石の分散率(光を分解する能力)に起因しているわけです。
ダイヤモンドは白い散光だけで決して虹色はでません。

宝石の紫外線蛍光テスト

専門的になると難しいので、ごく簡単に説明するとこのテスト法は、ある種の宝石の鑑別 では極めて確実な鑑別上の根拠を示すということで、かなり古くから宝石学的鑑別手法の一つとして推奨されている。
しかし、宝石の紫外線蛍光は、その蛍光色及び蛍光色の濃淡、強弱等が同種の宝石であってもかなり広い範囲で変化して観察されるので、もしこの種のテスト法についての知識と経験がないままに宝石の鑑別に利用すると、取り返すことのできない重大な結果をまねくおそれがある。
そのために、宝石の科学的鑑別法という立場から、紫外線蛍光テスト法を位置ずける場合は、常にこのテスト法は宝石鑑別の主たるテストに対するバックアップ・テスト法であって、2,3の例外はあるとはいえ、決してテストの結果を主体的な宝石鑑別の手段として利用するこはない。 

カラーの見分け方

ダイヤモンドのもつごく僅かの色合い、つまりそのカラーは価値判断の重要な要素の一つである事は間違いない。色の検出の光線条件は「標準北空光」である。ダイヤモンドのカラーを検査する場合テーブル面を下にしてパビリオン面の直角方向より見るのが、カットによる反射の影響をさけて石の地色の観察には最も良い方法である。

カラーの見つけ方イメージ写真

世界のグレーディングシステムの実態

アメリカ 裸石のディーラー間では、高品質の石にはGIAレポートを使用して取引し中低品質の石と1カラット以下の石はGIAシステムの4Cをもとに独自でグレーディングして取引している。AGS(American Gem Society )(GIA,GGの小売店組織)は消費者に対しては独自のグレーディングレポートを発行している。
ヨーロッパ

ディーラーはHRD,CIBJO,GIAを使い分けている。0.4カラット以下の石には消費者も品質にはあまり関心がなく、ほとんどレポートは使用しない。フランスのヴァンドーム 広場の有名宝飾店やイギリスのボンドストリートの有名店は3カラット以上の石にはGIAのレポートを使用している。またフランスの一般小売店はCCIP(LaChambre Commerce et d'Industrie de Paris)のレポートを使用することが多い。北欧3国はスカンジナビア・システムを生み出したが、現在はCIBJO,HRDを使いわけている。イギリスはGAGBドイツはDSEF,ベルギーはHRD。

イスラエル 輸出企業が多く、取引先により使い分けているようです。
インド 特になし。
東南アジア GIAシステムを使用しているが、消費者はあまりレポートに関心がなく、価格の安い方を好むようだ。

宝石鑑別団体協議会

日本には宝石鑑別団体協議会(AGL)があり29社が加盟している。(2001年5月1日現在)

趣旨
宝石鑑別団体協議会は宝石業界の健全な発展と消費者保護に貢献する事を 目的として、鑑定・鑑別を主要業務とする機関が、全国より参集、共通課 題を協議し、課題解決のための調整、研究、情報交流、また、その成果の 普及指導を担う我が国初めての実践的な組織です。

事業内容
* 鑑定、鑑別書の基本的記載表示規定の作成および普及
* 鑑定、鑑別方法に関する情報交流および研究
* 鑑定、鑑別に関する消費者相談 等々です。

参考までに東京にあるAGL会員数社の鑑定機関を下記します。(順不同)
・中央宝石研究所 ・日本宝石科学協会 ・日本ジェムテスティングセンター ・全国宝石学協会
・国際宝石科学研究所 ・AGTジェムラボラトリー
この他、東京12社、札幌2社、甲府2社、名古屋3社、大阪3社、神戸1社です。

中央宝石研究所はベルギーのダイヤモンド業界の代表として公式に認定されている組織HRDと業務提携を結び、ダブルグレーディング(共同評価)システムを導入しています。宝飾業界110番:03-3835-8267

※用語解説    
鑑別:天然石か類似石かを見分ける。   
鑑定:ダイヤモンドの評価を決める。